私は生まれてから24歳までは地元にいた。
ちなみに20歳になるまで修学旅行と母方のばーちゃんちに2回ほど行ったくらいであとは県外に出たことはないほどのクソ地方民だった。
そんな私が今はNEO TOKYOで暮らしているのだから人生はわからない。
そんな私が東京で衝撃を受けた出来事。それは、
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おっさんが街中でやたらぶっ倒れていることだった。
そこらじゅうにおっさんがぶっ倒れている。なんだったら西日暮里駅前でなんて血まみれのおっさんが倒れてた。しかも皆、そのおっさんを無視して歩く。
まさしく異常事態だと思った。
最初こそ私は「大丈夫ですか!?」とぶっ倒れているおっさんに声をかけたものだったが、そこかしこぶっ倒れているおっさんに段々と見慣れていき、いつしか私もまたおっさんには見向きもしなくなっていった。そして自身の人間性そのものが失われていく事も自覚していった。
が、東京の恐ろしさはこんなものじゃなかった。
友人の北さんと池袋に行き、適当に見つけたなかなかな賑わいを見せる古びた居酒屋に入った時にそれはいた。

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床に放置されたおっさん!!!!
野外の倒れたおっさんは慣れてたけど店の中で、しかも誰もおっさんに関心を示していないという異様な光景に私はクラクラした。
しかも、案内された我々の席は、

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嘘っ!?
私は店員と北さんに目配せするも、2人とも床のおっさんに目もくれない。
(もしかしておっさんは私にしか見えてない・・・?)
もうそうとしか考えられなかった。
そんな私を尻目に北さんはおっさんをたやすく跨ぎ、

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着席しハイボールを注文した。
もう絶対このおっさんここの地縛霊じゃん・・・永遠にこの居酒屋で酔いつぶれぶっ倒れ続ける哀れなじじい。
私「北さん、私さっきから床におっさんが見えてんだけどもさ」
北「ね!私も思った!酔ってんだろうね~」

見えてんじゃねえか!!!!

さらに恐ろしい事にすぐそのあと救急車が普通に来ておっさんを速やかに持ってっいった。救急車呼んでそこに放置しないでください!
東京ってやっぱ怖い街なんだな~って改めて思ったね。